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優人先輩に腕を引っ張られ、暖房のかかったリビングへ案内してくれて……


『風邪、引いちゃうからお風呂入ってきな…？着替えは、おいておくね…ﾆｺ』


優しく微笑み、優人先輩は、お風呂へと私の背中を押した………





『先輩……ありがとうございました。

ほんとに…すみません……』

と謝ると、急に、優しい柔軟剤の香りに包まれた…………