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新章イケメン大奥〜逆ハーレムの世界

第9章 火影【ニ】

火影が瑠璃の秘部を丹念に舐める。
激しい愛撫では無いけれど
それはどこか切ないような悦びを
瑠璃の身体にもたらし続ける…


「ん…はぁっ…っ」


「瑠璃様の身体…朝日に輝いてる…」


紅く膨らんだ小さな鈴のような突起を
舌で転がすと、火影が焦がれていた
瑠璃のあの甘ったるい声が上がった。


「瑠璃様…愛してる。」


二人は口付けながら
朝日の中で再び結ばれた。


あぁ、火影といるとやっぱり落ち着く…
私、火影のこと好きなのかな…?
愛って…どんな感じなんだろう…


朝日の中で結ばれる行為に
瑠璃はなぜか神聖な気持ちに包まれ
自分が癒されるのを感じていた。


夜伽とか…別の世界のことに感じる…
このまま私…
もしかしたら昔みたいな私に…


……………………


だが、春日局がいつも言うように

江戸城は修羅の庭…

そう簡単に瑠璃を取り巻く世界が
変わる訳は無いのだった。

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