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変態の書く小さな物語

第14章 距離






宝の地図を
見つけるため



境界線の果てまで

進んでいく





まだまだ道のりは遠く


たどり着く予感などないけれど





確実に距離は縮まっていく









宝の地図を見つけたとしても



宝を見つけるために


まだまだ動く足を止めない





銀河の果てまで進んでみせる







このまま 一生
見つからないかもしれないし



辛くて諦めそうになっても




自分が生きた時間に誇りをもてるのだから








距離が縮まれば
縮まるほど



多くの初めてに出会う





見つけたそれは
歩いた過程以上の
価値がある






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