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学校が終わり、私はお母さんと一緒に新しいお父さん達が待つレストランへと向かった。



「今晩は、葉那ちゃん。お母さんとお付き合いさせてもらっている
樹です」



樹と名乗った男の人は、聞いていた年齢より若く見え、優しそうな雰囲気の人だった。



「紹介するね？長男の奏斗」


「奏斗です」


椅子から立ち上がり、頭を下げる奏斗さんは、眼鏡を掛けて知的な感じ。



「次男の愛斗」


「・・・・・・・よろしく」


次男の愛斗さんは、少し無愛想でワイルドな感じ。


「初めまして、葉那です。よろしくお願いします」



こうして、私達の新しい生活が始まった。