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キミの側に。

第1章 変わらない日々

「今日さ、1時間目なんだった?」

「数学だよ。今日香中当たるんじゃない?」

「げっ、俺課題やってねーよ。日佳莉、見せて!」

「なんでまた私が!?い・や!」

「っはあ!?別にいいだろ、写すだけだし!」

「自分でやんなきゃダメです!」

私達がけんかしそうになったとき、

「ちょっと!朝からラブラブっぷり見せつけないでくれる?」

後ろから、親友の愛川 莉乃(あいかわ りの)が肩を叩いた。

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