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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第3章 初夜。

 それでなくても、隣の部屋のダブルベッドではこの上なく魅力的な若い女が眠っているというのに。
「無駄な体力が有り余ってるから、まずいことになるのかもな」
 独りごちた彼は今度は、フットワークよろしく一人で腕立て伏せと腹筋をそれぞれ百回やってみた。しかし、かえってまた汗をかいて身体が熱くなっただけで、一度欲情した身体はどうにもおさまりがつかない。

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