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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第4章 逆らえない恋心

「お前を良いと思ってたヤツは附小には他にも一杯いたんだぞ」
「また冗談よね? 剛史の悪いところは人をそうやって、からかってばかりいるところだよ」
「馬鹿言え、こんな話を冗談でできるか。それにしても、お前、全然気づいてなかったのか?」
 美奈恵が頷くと、剛史は豪快に笑った。
「鈍い女だな」
「失礼ね」

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