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俺はここだよ

第15章 そのころ、相葉君と・・・

本当に近くにいたのか、電話をきってから間もなく家に来た相葉君。


「じゅんじゅん・・・」

「どうしたの?とにかく上がって」


今にも泣き出しそうな顔をしている。

ソファーに座りうつ向く相葉君。


「どうしたの?何かあったの?」

「ねぇじゅんじゅん・・・」

「んっ?どうした」

「俺の事どう思ってるの?」

「どうって・・・まーの事、大好きだよ。
今さら何言ってるの?」

「だって・・・だって・・・うっっ」


手で顔を覆い、泣き出した。


「何泣いてるの?誰かに何か言われたの?
話してごらんよ」

「あのね、ニノがね・・・ふぇ~ん」


ニノ・・・?
あいつ、相葉君に何をいったんだ!!


「ニノに何を言われたか教えて!!」

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