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俺はここだよ

第15章 そのころ、相葉君と・・・

「んっ?
また途中から記憶が無いけど・・・
あっ、相葉君・・・まー、大丈夫?」


相葉君は寝息をたてて眠っていた。


「まー、起きて。ねぇ、起きてよ」

「うん・・・あっ、じゅんじゅん」

「大丈夫?」

「うん、大丈夫。
でもちょっとフワフワするかな?
今日のじゅんじゅん、激しかったもんね」


そう言いながらゆっくりと体を起こす。
指で首筋と、胸を触っている。

俺、どんな事したんだろう・・・


「ねぇ、これって・・・」

「じゅんが付けてくれた跡でしょ?
俺はじゅんだけのものだって証みたいで、凄く嬉しいよ」


相葉君が嬉しいそうに、抱き付いてきた。


「じゅんじゅん、キスして」


笑顔で見上げる相葉君に、チュッ!と触れるだけのキスをした。


何一つ覚えていない・・・
何を言ったのか、何をしたのか、全く覚えていない。

何だか怖い・・・

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