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ニノが俺から離れるとすぐに、相葉君が戻って来た。


「ただいま！
・・・潤、どうしたの？顔色悪いよ」


心配そうに顔を覗き込む相葉君。


「大丈夫、何とも・・・ないから」

「本当？それならいいけど」


見えていないけど、俺の後ろでニヤリとしているような気がする。
いやっ、しているに違いない。

それからしばらくして、３人で部屋を出た。

「翔ちゃん、待ってるよ」


背中ごしに言われ、ドキッ！とした。

その場しのぎとは言え、何でとんでもない約束してしまったんだろう。

笑いながら相葉君と歩くニノ。
振り返り、俺にニコッと微笑んだ。


「ハァ・・・どうしよう」