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「俺に抱かれたいんだろ？
抱かれたいなら、抱いてやるよ！」


ニノの腕を強く掴み、ベットへ引っ張って行った。
腕を離し、強くつき倒した。
馬乗りになり、勢いよく服を脱いだ。

唇を重ねながら、ニノの服も脱がしかけた。


「潤・・・君・・・やめ・・・て」


胸を押し退けられ、俺はベットの転がった。


「こんなの・・・嫌だよ」

「嫌だ？お前が望んでいることだろ？」

「こんな風に抱かれるのは嫌だよ」

「じゃあ、どんなのがいいんだ。
優しくか？激しくか？」


起こしかけた体を押し倒し、もう一度上に乗ろうとした。


「潤君がまー君の事を抱くときみたいに、俺の事を、抱きたいと思って抱いてほしい」


ニノからおりて、仰向けに寝転んだ。


「何で俺を選んでくれなかったの？
こんなにも潤君の事、大好きなのに・・・」

「ごめん、ニノ。
誘っといて悪いけど、帰ってくれないかな」

「うん・・・」

「どうするかは、お前の判断に任せるよ」