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「翔君！目覚まして、翔君！」

「う・・・ん。
松・・・潤、戻れたんだね」

「駄目だよ！戻ってないんだよ！
もう、どうしたらいいんだよぉ」


頭を抱えた。
俺達これからどうしたらいいんだろう。
このままずっと、俺は翔君、翔君は俺として生きていかなければいけないのか？

もうまーを抱き締めることはできないのか？


「松潤、いい方法が絶対あるはずだよ。
考えよう！」

「それまでは、このまま生活してかなくちゃ
いけないってこと？」

「そういう事になるな。
いい方法が見つかるまで、これから連絡は密に取り合おう・・・なっ」


肩を落とす俺達は、みんなのもとへ戻って行った。


そこには汗を流し、着替え終わっているニノがいた。


「翔ちゃん、潤君、どこ行ってたの？
・・・顔色悪いよ。調子悪いの？」

「あぁ、うんちょっとね」

「ニノ、俺としょ・・・松潤、先帰るね。
みんなに伝えておいてよ」

「えっ？
あぁ・・・うん・・・気を付けてね」