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俺はここだよ

第6章 本当はね・・・-翔side-

頭を撫で、頬を両手で優しく包み込み、キスをした。

首に手をまわし、すがり付くかのように、舌を絡めてくる。


「じゅ・・・ん・・・好き・・・」


そっと体が倒れていく。
上になった相葉君のキスが、激しくなる。


「まー、苦し・・・いよ」


ゆっくりと唇が離れていく。
じっと俺の目を見つめた。


「俺をからかった罰、受けてもらうからね」

「罰?」

「昨日の分も、たくさん可愛がってもらうから・・・」


どうしたらいい?
まさか拒否る事もできないし・・・


「どうしたの?
俺の事、抱きたくないの?」

「そんなんじゃない」


俺は櫻井じゃない!
松潤だ、俺は松潤なんだ!

何度も頭の中で繰り返しているうちに、意識が無くなった。














「まー、昨日の分まで可愛がってやるから、
覚悟しろよ」


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