無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「まぁ、どちらかと言うとニノはカッコいいより、可愛い・・・かな」

「俺、可愛い？
潤君に言われるのは、凄く嬉しい！」


抱きついてきた。


「どうしたニノ。
もう酔っぱらっちゃったのか？」


抱きついたまま見上げるニノ。


「ねぇ、俺の事・・・どう思う？」

「どうって・・・何が？」

「俺、潤君の事が好き。付き合って欲しい」

「えっ・・・？
あのさぁ俺、今付き合ってる子がいるんだ。
だから・・・ごめん」

「何だ、彼女いるのか・・・残念」


そっと体を離した。


「ごめんニノ。
でもニノにも可愛い彼女ができるよ」


頭をとんとんとなでた。


「俺・・・彼女、いらない・・・」