テキストサイズ

俺はここだよ

第9章 たくらみ

あらら、結局寝ちゃったよ。

ふふっ!
か~わいい寝顔。
これで本当に俺より年上か?

何かにつけて翔ちゃん、翔ちゃんってさ。
たまには俺にも頼ってよ。

まさか二人、マジで付き合ってるなんて事はないよね・・・?
歳が近くて仲がいいってだけだよな・・・?


「翔ちゃ~ん・・・迎えに・・・来て~」


おいおい、寝言でも翔ちゃんかよ。
何かムカつく。

潤君は無理だったけど、リーダーは俺に振り向かせてみせる。


―プルルルル・・・プルルルル―


「ねぇ、リーダー電話なってるよ・・・」

「う~ん・・・」

「んもぉ・・・」


リーダーの携帯着信を見た。


「あっ、翔ちゃんだ!
リーダー、翔ちゃんから電・・・」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ