小中大テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第12章  イカ祭りの誘惑

…今までの優しい言葉も

抱擁も キスも…



私が 奥さんに似てたから




「あ!! ほら!あそこ
 みんないたよ! おーいっ!!」

「…ミカ先輩」

「あれ?気付かないや
 もう しょうがないなぁ」


私は 走った。



本当はみんなの姿なんて
見つけちゃいない。



ただその場から
次朗君から離れたかった。



今のこの顔 見られたくなかった


「ミカ…!」



呼び捨てにされちゃった。

いっか。
だって私より年上だし。




…







ダメだ    


私の顔、今凄くグチャグチャだ。



こんな顔じゃ
お父さんとお母さんにも会えない。

私は人混みとは反対方向へ走った。













ストーリーメニュー

TOPTOPへ