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「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

「あっれー 佐伯じゃん」

「は?!ミカ?!
 あんたこんな所で何してんのよ?」

「エミこそ…」


ぅ…わ

エミの胸元ははだけて
ブラもズレ上がっている。

乳首がぁ…


「あの… 見えてる」

「きゃ!  …んっ ぁ」

見えてる乳首を
男子の一人が後ろから摘まんだ。

確かこの人は
…サッカー部だ。

それにもう一人も…



「佐伯も覗いてたなら共犯な」





な …!?




「覗いてなんかないよ!
 私はたまたま…」


この人 名前なんだっけ?
が小屋の外に出てきた。

なんだか マズい展開…


  「あっ あんっ んっ…」 


エミの聞いた事のない声が
小屋の中から聞こえてくる。

「前から可愛いと
 思ってはいたんだけど
 なんせ優司先輩が
 睨みきかしてたからな
 
 それに全然廻してくんねーし」





…まわすって 


「佐伯もたまには遊ぼうぜ
 お前だって好きだろ?」

「全然 好きじゃない

 私 誰にも言わない
 関わりたくないし
 じゃ!! さよならっ」


逃げろ…!
この場はとにかく …!!


「待てよ」










『男運無いですよね』








…本当に もう 嫌だ



“何とか君”は私の手首を掴んだ。


「やめ…っ!!!」


叫ぼうにも
もう片方の手で
口を塞がれてしまった。

私は全身で暴れた   
…が

精一杯の抵抗も虚しく
小屋の中に
引っ張りこまれてしまった。

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