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「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

「最初から
 無かったことにしてあげる

 その方が君にとっても
 いい事だから」

「次朗やめろ!!
 それはお前の本心じゃないだろ!!」


「…本心だよ
 俺のことなんて
 記憶から消して
 君はちゃんと新しい人生を…

 …あつっ  !!」


ミカの肩に触れようとした手を
次朗さんが反射的に引っ込めた。


「茜ちゃん…?
 なんで止めるの?
 さっき記憶を消すことに
 同意したよね?」


「私は
 貴方の記憶を消す事には
 賛同していませんよ?」



ニコニコ

茜先生が何かを企む様に微笑む。

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