*ドSな彼……ちょっと苦手です…………
第7章 甘い?夜
ついに……来てしまった。
この時が…
今は、夜の11時だ。
只今、ベットに押し倒されております。
「ねぇ、昼の言葉覚えてる?」
にや〜と、嫌な顔を浮かべる龍也。
「え〜?なんか言ってたっけ!」
つ、ついふざけた真似をしてしまった。
そう、終わった……
「ふっ、覚えてないとは言わせねぇけどな。」
こわい、怖いっ!
「んっ」
突然キスをされた。
目を少し開いて、龍也を見ると少し顔が赤かった。
唇が離れる。
すると、枕に顔をうずめて、小さな声で
「やっと、俺のものにできる。
ズッはぁ……」
鼻をすする音が聞こえた。
「泣いてる…の」
すると、ガバッと起き上がり
「ふ、泣いてねぇーよ!」
今日、一番のかっこいい笑顔がみれた。