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「いらっしゃいw」

ある日母がとある人を家にあげた。

一見爽やかなお兄さん風。

「娘のゆりか。ほら、挨拶は？」

「あ、は、初めまして、ゆりかです…」

「よろしく((ﾆｺｯ」

人見知りな私は引き攣った笑顔しか見せる事が出来なかった。

"彼"…智紀さんは、私が高校にあがる際

自分の姉がその高校だったからと

制服をわざわざ持ってきてくれた。

それがきっかけだった。