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浮気性彼氏と一途な女の子

第1章 浮気性彼氏

ギイイイイ―――

屋上のドアの空いた音がした


誰かがこっちに向かって歩いてきてる

「藤宮…?なにしてんの?」


「……」


「高峰の事で悩んでんだろ?目が真っ赤だぞ……」


あぁバレちゃったか……?
中野君みたいに連も優しくしてくれたらな……


「うん……」


「もう放課後だし帰るか!」


「そうだねっ!」


笑顔でニカっと笑うと中野君の顔が少し赤く染まっていた

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