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美智子「…」

真宙「気にする事ないよ」

美智子「真宙…」

真宙「信じてるから、美智子の事」

美智子「…うんっ」

桃子「だけど一つ…気になる事があるの
美智子の後ろに玲が見えたの…」

真宙「…」

美智子「霊？」

桃子「霊じゃなくて玲、大野玲、この学
校の生徒会長で私達と同じ宇宙人」

真宙「なるほどな」

美智子「何がなるほどなの」

桃子「玲は催眠能力の持ち主で人を操る
事が出来るの」

美智子「何それっ…」

桃子「多分、玲が関わってるんだと思う
だって玲は…」

真宙「とにかく」

美智子「？」

真宙「とにかく玲には近づくな、わかっ
たな」

美智子「うっ、うんっ…」


半ば強引に決められてしまったが
普通の生徒である美智子が
生徒会長に
会えるわけない

そう思っていたが
まさかあんな形で会う事になるとは
この時は思ってもいなかった


真宙「…」