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美智子「…はぁっ」


クロの様子は気になったが
気を取り直し本の続きを読んだ美智子
パラパラと読み
ついに
本のタイトル
宇宙人の呼び出し方
その詳しい方法が書かれたページにたど
り着いた


美智子「宇宙人を呼ぶ方法は…」


宇宙人を呼ぶ方法
特に用意する物などはなく
夜遅く何もない広い場所で魔法陣を書き
呪文を唱える

それだけだった


美智子「よし、早速やってみよう」


その日の深夜
自宅近くの河原に向かい
本に書いてある通り空に向かって両手を
広げ
呪文を唱えた


美智子「いでよ宇宙人、我にその姿を見
せたまえ、いでよ宇宙人、我にその姿を
見せたまえ！！」


こんな呪文で
本当に宇宙人が呼べるのか
半信半疑になりながら呪文を唱え続けた
美智子

だけどそんな呪文で
宇宙人が呼び出せるわけもなく…


美智子「…だよね」


ダメかと諦めかけ帰ろうとした
その時だった…


美智子「…！？」


真っ暗な夜空に
その空に円盤状の奇妙な物体が…


美智子「あれは…ＵＦＯ！？」