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いじめっこのえっちな修学旅行

第1章 修学旅行の計画









『ピピピピーピピピピー』



枕元の携帯が激しいバイブと共に
鳴り響く。



「いっ……うるせぇ

……耳いてぇ……」


朝からこの音はきつい。


目元の目やにをとりつつ
画面に目を向ける。


「あー……


はいはーい?」



「はいはーいじゃねーぞお前!

今日始業式だぞ?
こいって言ったろ!」


朝からキーキーうるせぇなぁ……


「うーん、
ちょ、ちょっと忘れてた、うん。」


「はぁ……
明日からはこいよ!

この一週間は授業ないし、
これるだろ。午前中だけだし。」


「うーん、
ねぇ
今年もあんたが担任?」


「不満か?」


「不満つーか……
3年間同じ教師って……

そろそろ飽きるよねぇ」


スピーカーにして携帯を置き、
寝癖を手ぐしでとかす。


「しょうがねえだろ。
お前が荒れなければいい話だ。」


「うーん。
ちょ、周りの雑音うるせぇ
なに言ってるか
わかんねーから切るわ」


「あ、ちょ、待て!
明日学校こ……」



『ツー……』


あぁうぜえ。

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