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溺れる電車

第9章 高鳴り



その時、確信した。


「妊娠」したって。


そして、お母さんになれるって。


幸せに迎えられるって。




私は、うれしくて、なんだかわかんないくて涙が出た。




優人も、同じように泣いてくれた。



うん。大丈夫。親になれる。

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