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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第8章 ☆想いと言葉

「翔太はさ、大学時代からバリバリ体育会系だったから。

キツイ業界だけど、すげーギラギラして仕事してる。

明るいし話もうまいから、あいつ今でも絶対モテてると思うよ」


「……………!」




そ、そうなの………!?


ハッ! でもそうか。


確かに翔ちゃんの話術は凄いし、一緒に会社とかにいたら魅力は増すかも……!


私が急に青ざめたのを見て、立花くんは笑う。




「大丈夫。

心配しなくても翔太は彩ちゃん一筋だから。

あいつと会う度に俺がそう感じてるから、間違いないよ」




………胸が締め付けられる。


立花くんは、微笑みながら優しい声で続けた。




「何が言いたいかって言うと。


あいつが仕事してる姿も、ノロける言葉も、彩ちゃんは見れないし聞けないけどさ。


翔太が唯一本来の姿を見せて、穏やかでいられる場所に彩ちゃんはいるんだよ」



「…………っ」



「2人の未来は、2人で一緒に歩むものだから。


何が1番大切か………もう一度思い出してみて」


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