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第13章 ★突然の再会

.。.:* side ヒメ *:.。.。.:**:.。.。.:**:.。.。.:*



「………報告会?

俺、別に出なくていいっすよ。

後で議事録だけもらえれば」


「アホだな~姫宮。

お前が笑顔を振りまくだけで、店長達のヤル気が格段に上がるんだよ。

ほら、さっさと来い」




チームのリーダーに、半ば強引的に引っ張り出されて


俺は溜息をつきながら会議室までの廊下を歩き始めた。




「不景気の煽りで、年度末の売上もいまいちだったし。
販売員の覇気をあげんといけないらしい」


「……俺、熱血指導とか1番向いてねぇタイプだと思うんですけど」


「優しく頑張れって言ってやりゃそれでいいんだ。
そのイケてる面を今使わなくてどーする」




なんだそりゃ。


あ~めんどくせー。


現場のショップ店員は何かと本社を目の敵にしてくるし、意見聞くのも疲れるんだよな。



美和のいる1つ下のフロアに階段で下りて、奥にある会議室の前に辿り着く。


ガラスドアの向こう側に、20人以上の店長達が座っている。


男もいるけど、ほぼ女。


本部の人間と最後の質疑応答をしてる中、俺とリーダーは会議室に入った。

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