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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第20章 ★loveダム決壊

「本当に、指以外触らせてねぇんだな?」

「………うん」



さっきのシュンとした切なさを漂わせていた影は、跡形もなく消えていて


私を見下ろすヒメの目は、いつもの深く鋭い眼差しに戻っている。




「……ねぇ、ベッドに……///」

「待てない」

「で、でも……っ……!」




喉の奥にまで届きそうなくらい、舌を深く入れられて


抵抗できなくなった体から、力が抜ける。


こうなってしまったら、主導権はヒメのものだ。




「なんか、縛るものねーかな?」

「……え!?」

「そんな趣味全くないけど。
お前逃げそうだし」




きゅ、急に何を言い出すのよ……///


私の上に馬乗りになったまま、ヒメの目がソファの上にあった私のストールを見つける。



「わ、私逃げたりしないから大丈夫だよ……」

「そのセリフ、後で後悔するぜ」



………え!?///


ヒメはにっこり笑うと、私の両腕を頭の上に上げさせた。




「 “ 彼氏のSEXが激しすぎて
朝まで寝かせてくれませんでした ” 」


「…………!?」


「お前が最近眠そうなのは、そんなベタな理由だって。
明日奈々さんに説明してやりな」




………い

言えるか~~~!!///

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