♡*:。.rena's world story.。:*♡
第23章 ★逢いたい
………………………………………………
「鈴木君♡」
『…………』
「返還の儀式を始めようぜ」
『…………』
「10年以上譲ってやった俺に感謝するんだな」
『…………』
「いっそのこと、お前改名したら?」
『…………』
「やっぱりこの名前は俺のもんだ」
『…………』
「なんでか分かる?」
『…………』
「なんでだと思う?」
『…………』
「おい、聞いてんのか……」
『うるせーな!!』
どっちがうるせーんだよとツッコミたくなるほどの
デカい声が電話の向こうから飛んでくる。
『何時だと思ってんだよボケが!』
「夜中の3時。そっちは朝じゃねーの?」
『同じ国だ!』
「彼女は?」
『寝てるに決まってんだろ!』
「なんでお前はこんな時間に起きてるわけ?」
『眠れねーんだよ!』
お、奇遇~
俺も嬉しくて、興奮しちまって目が冴えまくり。
ベッドでスヤスヤ眠る美和を見つめながら、3本めの酒をあける。
大分酔いが回ってるけど、かなり気分がいい。
「寝れねーなら飲めば?」
『もう飲んでる』
「あっそ」
『足りないから買いに来てる』
「は?」
「鈴木君♡」
『…………』
「返還の儀式を始めようぜ」
『…………』
「10年以上譲ってやった俺に感謝するんだな」
『…………』
「いっそのこと、お前改名したら?」
『…………』
「やっぱりこの名前は俺のもんだ」
『…………』
「なんでか分かる?」
『…………』
「なんでだと思う?」
『…………』
「おい、聞いてんのか……」
『うるせーな!!』
どっちがうるせーんだよとツッコミたくなるほどの
デカい声が電話の向こうから飛んでくる。
『何時だと思ってんだよボケが!』
「夜中の3時。そっちは朝じゃねーの?」
『同じ国だ!』
「彼女は?」
『寝てるに決まってんだろ!』
「なんでお前はこんな時間に起きてるわけ?」
『眠れねーんだよ!』
お、奇遇~
俺も嬉しくて、興奮しちまって目が冴えまくり。
ベッドでスヤスヤ眠る美和を見つめながら、3本めの酒をあける。
大分酔いが回ってるけど、かなり気分がいい。
「寝れねーなら飲めば?」
『もう飲んでる』
「あっそ」
『足りないから買いに来てる』
「は?」