♡*:。.rena's world story.。:*♡
第32章 ♥隠れて甘いkissをして/propose2
すると、隼人の手がピタッと止まる。
「……はぁ……っ……」
絶頂の直前で急に止められて、私の足はガクガクと震えたままだ。
肩で大きく息をしながら、隼人の服を掴む。
「……隼人……っ」
「なに?」
「……っ/// あ、あの……」
隼人の手は、またゆっくりと私の中に入ってきた。
さっきみたいに激しくなくて、ゆっくりと、私の反応を楽しむように出し入れする。
「由宇、どうしたい?」
「だ…だめ……」
「何がだめなの?」
「……っ…変になっちゃう……」
「どうして?」
「……は、隼人が……
んっ……最後まで……してくれないから……っ」
こんな言葉を言わされて、顔から火が吹き出そう……
隼人は野獣のような鋭い瞳で私を見て
耳元で囁いた。
「ここ、空港だぜ?
しかも展望デッキで、誰が見てるかも分からない。
もしかしたら、どっかに防犯カメラがあって、既に見られてるかも。
……こんな状況なのに、最後までしたいんだ?」