♡*:。.rena's world story.。:*♡
第5章 ♥ノックアウト
「……はぁ…ん……
さ、寂しくないよ……」
「そうなの?
それはそれで俺が寂しいな」
「……んんーーっ……」
隼人と唇が重なり、お互いの舌が絡む。
息が苦しくなって、体が熱くて
おかしくなるほどの、強い快感。
何度抱かれても、私の体は隼人に欲情する。
「由宇。
お前は一生、俺の女だ」
「………っ うん……!」
「もう二度と、他の奴に触らせねーから」
「………あ……隼……っ」
「………好きだ」
隼人の腰が激しく動くと
頭の中が真っ白になった。
彼の愛の言葉を聞き逃したくなくて、目を開けると
その色気爆発の顔が、目の前にあって
「好きだよ、由宇。
俺の全てが、お前の全てを愛してる」
心臓がぶち抜かれる笑顔で、隼人は私に囁いた。
「だから、たまにはお前からも言ってよ。
それだけで俺は、幸せになるんだから」