♡*:。.rena's world story.。:*♡
第5章 ♥ノックアウト
「今日が土曜日のお休みで、良かったですね♪
ゆっくり寝てくださいね♡」
「香」
先輩は目を閉じて、半分寝言のように続ける。
「……絶対、誰にも触らせないで」
「……えっ……?」
あたしの体を手と足で固定したまま
先輩は甘く掠れた声で囁いた。
「咲原であれだけ、はらわた煮えくりかえったから。
もしあれが香だったら、俺、何するかわかんねー……」
「………?」
「幼馴染とか……
気をつけて……ね……」
気をつけて………ね!?///
全く意味が分からないけど、先輩はもうスヤスヤと眠ってしまったみたい。
「……ま、いっか。
起きたら、説明してください………ね♡」
先輩の胸に顔を埋めて
あたしは幸せな気分で、再び夢の中へと入っていった。
隠れて甘いkissをして*番外編*
♡おしまい♡