テキストサイズ

怖いコピペ集

第4章 とある家族の話

【解説】

読みたくない人は飛ばしてください。
「#」で次のページに飛びます。



一見するとある家族がどこかにでかける準備をしているかのように見える。
しかし、最後の一文「俺は、足下の台を蹴った。」に違和感を覚えないだろうか?
そう、これは一家心中の話。

>ほら翔ちゃん、バタバタしないの!
首を絞めて殺している最中。苦しくてあしをバタバタさせていたのだろう。
そのあとに出てくる「傍らで横になっている息子を眺めて」のときには、すでに息子は絞殺されていた。

>「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
>「あっ、忘れてた」
首に絞める縄をかけ忘れたのだろう。


悲しく後味の悪い話。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ