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先生、駄目ですっ……

第7章 図書委員の継承 2

鏡には泣いて目が赤くなった私が映っている。

奥二重でぱっちりじゃない目……

高くない鼻……

不健康そうな白い肌……

化粧映えしない地味な顔立ち……

幸薄そうな薄い唇……


落ち込んでる最中に自分の容姿を再認識させられ、余計に落ち込む。

上品で綺麗な大人っぽい瑞浪先生とは比べものにならない……


先生……

切ないよ……

不安だよ……


ぎゅっとしてもらいたい……

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