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先生、駄目ですっ……

第9章 先生はメス奴隷 2

タカギ製薬の御曹子ならば確かにこんなマンションくらい大したものではないのだろう……

「すごい夜景……」

窓際に立ち、光の河のような夜景を見下ろす。

東京は函館や神戸のように夜景の名所ではないが、それは山がないからだと気付かされる。

一部の限られた人種はこうしたマンションの高層階から東京の夜景を楽しむことが出来るんだ……


心を奪われるくらい、それは美しい光景だった。


「なんだよ、麻桜。夜景を見に来たのか?」

呆れた声で笑われる。

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