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先生、駄目ですっ……

第10章 カテキョとお嬢様 2

しばらくその菊座を指で押しているとさほど抵抗もなくぬゅくっと指が穴に入り込んだ。

「んぐっ!!」

指が挿入されると悠希ちゃんは嫌がらずに、むしろ感じたように声をあげた。


「もしかして悠希ちゃん……ここに指入れたことあるでしょ?」


問い掛けると悠希ちゃんはビクッと身体を震わせた。

「…………ないもん」

俺の顔を見ずに視線を泳がすリアクションはもはや認めたも同然だった。

俺は問い詰めずに刺さった指を更に奥へと押し込んで第一間接をうにうにと動かす。

「あぅっ……」

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