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先生、駄目ですっ……

第11章 数学の補習 3

観るまでもない。

展開なら知っている……

「ほら、岳人くん頑張って舐めてくれてるぞ? 汚いのを我慢して舐めてくれたんだな。愛美、ちゃんと観なさい」

「……もう許して。お願い……します」

「下手くそな舐め方だな。ちゃんと感じれたのか?」

先生の笑い声が耳の奥に響く。

「おっと。もう舐めるのをやめちゃったな。これからようやく感じ始めるというときにやめるとはな」

「もうやめてください……」

声が震えて、目の奥が熱くなる。

なんで泣いてるのか、理由はよくわからない……


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