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先生、駄目ですっ……

第12章 図書委員の継承  3

頭の芯が熱くなって立っているのも辛い……

近くのベンチに倒れるように乱暴に座った。

何度も先生からのメールを読み返すと目の奥が熱くなり、鼻がツンとして涙がこぼれてくる……

なんで……

ずっと前から約束してたのにっ……

先生だから、社会人だから忙しいのはわかってる……

けどっ……


私、先生のこと、信用できなくなるよ……


聞き分けのいい子なんて、出来ないよ……


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