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先生、駄目ですっ……

第12章 図書委員の継承  3

先生にメールの返信をせず、私はその場所で先生を待った。

今日は無理だって書いてあるから来るはずないってわかってたけど……


面倒臭い子でしょ、わたし。

先生の重荷になるよね……


だからもう、フッてくれていいから……


私もこんなに辛い想いなんてしたくないから……


日が昇り、暑さが本格化してくる。

携帯が鳴り、先生から着信を告げた。

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