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先生、駄目ですっ……

第12章 図書委員の継承  3

そんないちゃついたまどろみのあと、もう一回先生は激しく私を愛してくれた。

最後は正面から抱き合って私も先生もお互いの名前を狂おしく呼びあいながら、激しく絶頂に達した。

中学卒業まで恋すらまともにしてこなかった私なんかが言うのは十年早いとは知りつつも、思う。


こんなに誰かを好きになれるなんて、これから先ないように思う。


先生とこの先何十年も寄り添って生きていきたい……


でもそれを口に出して言ったら、なんだか安っぽい気がして。

私は黙って先生に抱きついてキスをしてその思いを伝えた。

うまく伝わったかは、わからないけどね。

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