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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「よーしじゃあうちの学校の担当はこのあたりやからなっ! みんな張り切って頑張ろうっ!」

阿久津がハイテンションで声をかけると田中も琴子も「はいっ!」て爽やかに返事をする。

苦行以外の何物でもないんですけど……

「はぁ……マジ最悪……」

仕方なくゴミ袋と掴むものを持ってゴミ拾い開始……

テンションあがんねー!!

泳ぎたいっ!

「この辺りは花火の跡のごみが多いね!」

「んなことよりさ、琴子。ちゃんと阿久津にアプローチしてるの?」

適当に拾いながら琴子に尋ねる。

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