先生、駄目ですっ……
第13章 鬼の生活指導教員 3
合同夕食の時間、浴衣に着替えた私たちはタイミングを見計らって宴会場へと向かった。
早すぎては阿久津の席がわからないから駄目。
遅すぎたら阿久津の隣に誰か座ってるから駄目。
ロビーの端で阿久津が宴会場に行くのを確認してから素早く向かった。
「阿久津。隣いい?」
「おお、琴子と加賀美。ええぞ」
「し、失礼しますっ……」
ささっと琴子が阿久津の隣に座り、私はその琴子の隣に座った。
「もう温泉入ったんやな」
「はいっ……」
「琴子の浴衣姿可愛いでしょ?」
「おお。ごっつべっぴんやな!!」
阿久津は笑いながら頷いた。
「そんなっ……」
琴子ったら嬉しそうっ!!
早すぎては阿久津の席がわからないから駄目。
遅すぎたら阿久津の隣に誰か座ってるから駄目。
ロビーの端で阿久津が宴会場に行くのを確認してから素早く向かった。
「阿久津。隣いい?」
「おお、琴子と加賀美。ええぞ」
「し、失礼しますっ……」
ささっと琴子が阿久津の隣に座り、私はその琴子の隣に座った。
「もう温泉入ったんやな」
「はいっ……」
「琴子の浴衣姿可愛いでしょ?」
「おお。ごっつべっぴんやな!!」
阿久津は笑いながら頷いた。
「そんなっ……」
琴子ったら嬉しそうっ!!