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先生、駄目ですっ……

第14章 先生はメス奴隷 3

大晦日の午後九時半。

掃除も年越しそばも終えた私はさして面白くもないバラエティ特番を見て年が明けるのを待つでもなく過ごしていた。

ピロリロン……

メールの着信音が鳴る。


差出人は村田先生だった。


一緒に年を越しませんか?


そんな内容だった。

忘年会の夜以降、メールのやり取りはあったが会ってはいない。

けどそのメールには恋人同士のような気安さが滲んでいて、高木くんのことを想いながらもどこか弾んだ気持ちにさせてくれていた。

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