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先生、駄目ですっ……

第15章 カテキョとお嬢様 3

栄凜館高校に合格したとき、小野瀬先生も喜んでくれた。

超一流校というのもあるけど、やっぱり自分の母校に私が入ったというのは先生も嬉しかったみたい……

頑張った甲斐があったなぁ

素直にそう思う。



入学式翌日の教室。

これから始まる3年間に不安と期待でみんなそわそわした空気が充満していた。

とはいえさすがは超一流の進学校だけあってさっそく自習してる人もちらほらと見受けられる。

クラスに男子がいる、という空気が私を余計に緊張させる。

けど何人かの女子が話し掛けてくれ、友達も出来た。

手探り状態で、嫌がおうにも私の高校生活が始まった。

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