先生、駄目ですっ……
第15章 カテキョとお嬢様 3
もうすぐ夏休み。
受験から解放されてもまたすぐ次の目標、それが過ぎたらまた次の目標。
休まる暇もない。
だから夏休みになったら少しだけ休めるかなぁ、なんて期待してる。
でも勉強頑張らなきゃいけないのはわかってる。
それは大学受験のためじゃなく、ましてや成績が上じゃないと気が済まないからでもない。
私の成績が上がらないと小野瀬先生が困るから。
家庭教師としての評価が下がっちゃったら先生が首になっちゃうもん。
そんな不純な理由だけで私は勉強を頑張ってる。
受験から解放されてもまたすぐ次の目標、それが過ぎたらまた次の目標。
休まる暇もない。
だから夏休みになったら少しだけ休めるかなぁ、なんて期待してる。
でも勉強頑張らなきゃいけないのはわかってる。
それは大学受験のためじゃなく、ましてや成績が上じゃないと気が済まないからでもない。
私の成績が上がらないと小野瀬先生が困るから。
家庭教師としての評価が下がっちゃったら先生が首になっちゃうもん。
そんな不純な理由だけで私は勉強を頑張ってる。