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先生、駄目ですっ……

第3章 鬼の生活指導教師

「てか、どこまで行くんだよ?」

阿久津はだらだらと歩いてそのあとをついていく。

「ここや」

「…………は?」

「ここや」って……

ここ、山じゃね?

「この山、結構ごみ捨ててる奴おるみたいでな……汚れてんのや」

「なんで山でゴミ拾いなんかしなきゃなんないわけ!? マジでうざい!!」

「まあそう言わんと。綺麗にしたら気持ちええで」

「……はぁ」

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