先生、駄目ですっ……
第18章 鬼の生活指導教師 最終章
「でも……私、恭華にも琴子ちゃんにもこんなにひどいことしたのに……罰を受けない訳にはいかない……」
阿久津の案に賛成はしたものの、ミサは罪の意識に苛まれていた。
「アホ。罰がないわけないやろ?」
阿久津はぺちんっとミサの後頭部を叩く。
「明日から、風紀委員の奉仕活動を手伝わせるで」
阿久津は笑いながらミサの髪をぐしゃぐしゃっと掻き乱すように撫でる。
「…………はい」
ミサは照れ臭そうに頷いた。
「よろしくね、坂本さんっ!!」
琴子も嬉しそうに微笑む。
「あ、お前もやからな、加賀美」
「はぁ!? なんで私が!?」
「なんででもええやろ。お前もちゃんと明日から来い」
「イミフ!! 私は悪いことしてないのに!!」
「待ってるよ、恭華ちゃん!!」
琴子は私の手を握って微笑む。
「なんか……納得いかない……」
阿久津の案に賛成はしたものの、ミサは罪の意識に苛まれていた。
「アホ。罰がないわけないやろ?」
阿久津はぺちんっとミサの後頭部を叩く。
「明日から、風紀委員の奉仕活動を手伝わせるで」
阿久津は笑いながらミサの髪をぐしゃぐしゃっと掻き乱すように撫でる。
「…………はい」
ミサは照れ臭そうに頷いた。
「よろしくね、坂本さんっ!!」
琴子も嬉しそうに微笑む。
「あ、お前もやからな、加賀美」
「はぁ!? なんで私が!?」
「なんででもええやろ。お前もちゃんと明日から来い」
「イミフ!! 私は悪いことしてないのに!!」
「待ってるよ、恭華ちゃん!!」
琴子は私の手を握って微笑む。
「なんか……納得いかない……」