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ゴミ収集車のイケメン達

第3章 キケーン!触れてはいけない危険物ゴミの日男子

ひゃっ


「怪我したんですか?」


心配そうに私の顔を覗き込む。


眼鏡の奥の瞳が刹那で色っぽい。


「あ…はい…でも大した事ありませんから…」


恥ずかしくて、手を引っ込めてしまった。


「そうですか、蛍光灯は薄くて割れやすいので気をつけて下さい」


「はい、ありがとうございます」


そう返事すると小さく微笑んだ。


眼鏡の奥の切れ長の目が優しくなった。



すっ素敵…



私は一瞬で恋に落ちた。

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