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I'll be with you.

第24章 【第二部】欠落




静かな室内



壁に白い文字を書く音がやけに大きく聴こえる




「今のやり方でこの問題解いてみて」




真剣な眼差しをしてペンを滑らせる子ども達を見て




ああ、こんな時もあったな




って懐かしさがこみ上げてくる。




でも





「心先生。

問3のやり方教えてもらえませんか!?

ヒントでもいいので!!」





「ヒント~?

やり方はさっき説明したろ~?

もう一回やるからちゃんと聞いとけよー」





あの頃の俺は




どんなことを考えていたのかな




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