テキストサイズ

I'll be with you.

第8章 約束の花火 2




人混みをかき分けながら、宛もなくカナを探す。




一本道を何往復もしてカナはもう祭りにいないことが発覚した。




「どこ行った……」




ポケットからスマホを取り出して着信履歴からカナに発信。





PRRRRR…PRRRRR……





「……出ねーし」




俺はまた走り出した。




何をしたらいいのかもわからずに






ストーリーメニュー

TOPTOPへ